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SBIの新生銀行TOB成立か

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年11月26日
  • 読了時間: 2分

SBIホールディングスによる新生銀行への株式公開買い付け(TOB)を巡り、新生銀は24日、買収防衛策を撤回すると発表した。


25日に予定していた買収防衛策の是非を諮る臨時株主総会は中止する。


「SBIから、協調して企業価値向上に努めるとの意向が示されたため」などとしている。新生銀が買収防衛策を取り下げたことで、TOBが成立する可能性が高まった。


新生銀は、SBIが会長候補としている五味広文氏(元金融庁長官)、社長候補としている川島克哉氏(SBI副社長)ら3人を取締役に選任するための臨時株主総会を来年2月初旬に開くことも発表した。新たな取締役が選任され次第、工藤英之社長ら現在の取締役は退任する意向という。


新生銀の経営陣は、TOBに対する意見を「反対」から「中立」に改めた。

SBIは条件を変更せず、TOBを続行する。9月10日から12月8日までの日程で、1株2000円で買い付ける。新生銀株の保有比率を、現状の約20%から最大48%まで引き上げ、経営陣を送り込んで子会社化するシナリオを描いている。


これに対し新生銀は、SBIが子会社化を目指しながらも取得株数の上限を設けたことで、残された株主に不利な経営が行われかねないと主張した。SBI以外の株主に新株を取得してもらい、SBIの影響力を抑える買収防衛策を策定し、11月25日の臨時株主総会で発動への同意を取り付けたい考えだった。


だが、新生銀株の2割強を保有する国(預金保険機構と整理回収機構)が買収防衛策に反対する意向を固めたことが22日に明らかになった。約2割を保有するSBIと合わせて4割強の株主が反対する見通しとなり、臨時株主総会を開いても賛同を取り付けるのは難しい情勢になっていた。


新生銀の経営陣は、SBI側が新生銀の事業戦略を尊重し、少数株主に配慮する姿勢を見せたことを理由に、「対抗措置の発動の必要がなくなった」と表明。SBIのTOBに応じるかどうかは、「個々の(株主の)判断に委ねることが妥当」としている。


私は、銀行経営にはド素人に過ぎないが、SBI/ソフトバンクの打つ手にはいつも驚かされる。

 
 
 

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