top of page
  • Google+ Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • LinkedIn Social Icon
  • Facebook Social Icon
検索

高校野球に猛反対していた朝日新聞

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年9月14日
  • 読了時間: 3分

NHK連続ドラマ「わろてんか」に登場している高橋一生演じる伊能栞さん、史実上のモデルは阪急グループや宝塚歌劇団を創設した人物、「小林一三」氏である。


日本経済のイノベーター「小林一三」氏は、単なる実業家ではない。彼は、高校野球とも深い関係があるのだ。


NHK連続ドラマ「わろてんか」伊能栞モデルの「小林一三」が作った豊中グランドをご存じだろうか。


「小林一三」は阪急電鉄の前身である箕面有馬電気軌道を、沿線の地域開発とセットにすることで事業化に成功したのだ。1913年(大正2年)には野球場(豊中球場)を含む複合スポーツ施設の豊中グラウンドを建設している。


1915年(大正4年)8月18日、彼が建設した大阪・豊中市の豊中グラウンドで全国中等学校優勝野球大会(朝日新聞社主催)が開催されたのである。

この大会には10校が参加、5日間の熱戦の末、京都府立二中(現・鳥羽高校)が決勝で秋田中(現・県立秋田高)を延長十三回、2-1でサヨナラ勝ちし、全国制覇を達成した。 これが現在の全国高校野球選手権の始まりであった。読者の皆さん、知っていましたか。 この豊中グラウンドこそ全国中等学校優勝野球大会(現在の夏の甲子園大会)の第1回、第 2回大会が開催された歴史のある場所である。 夏の甲子園は41(昭和 16)年の第27回大会が中止となり、 42年から45 年まで開催されなかったため、この夏は第 96回大会となる。 なお、高等学校野球大会が始まるわずか4年前の1911年(明治44年)東京朝日新聞( 現・朝日新聞 )「野球とその害毒」というタイトルで野球に対する徹底したネガティブキャンペーンを始めている。 この連載は実に22回にわたり、国内の著名な教育関係者を次々と登場させ、当時若者に人気となっていた野球の「害毒」ぶりを告発したという。これは当時の世論を大いに騒がせたという。このキャンペーンが成功していれば、現在でも高校野球はなかったかと思われる。 連載1回目に登場したのは第一高等学校(東の新渡戸稲造校長であった。 「野球という遊戯は悪く言えば「巾着切り(スリ)」の遊戯だ。と悪態をツイている。 さらに、相手を常にペテンにかけよう、計略に陥れよう、塁を盗もうなどと眼を四方八方に配り神経を鋭くしてやる遊びである」とまでこき下ろしている。そこには、スポーツの理解の欠けらもない。 だが、このキャンペーンには批判も巻き起こっている。 とりわけライバル紙である東京日日新聞(現・毎日新聞)は特設面「学生と野球」を連日掲載し、猛烈に反論したという。 反対論陣の先頭に立ったのが早稲田大野球部の創設者で「日本野球の父」と呼ばれる安部磯雄早大教授である。 「野球=巾着切り論」については、新渡戸博士が「かかる野卑なる言を吐く人でない」と記事に疑問を投げかけ、川田校長の「右手のみ発達論」には「球を受け取るときと打つときは両手を使う」と反論した。しごくまっとうな意見である。 結局、野球の擁護派が勝ち、現代の高校野球が世論を味方につけたのである。 なお、朝日新聞は現在の全国高校野球選手権の主催者だ。 当時から、朝日新聞には紙面作りの信念というものが欠落していたようだ。


朝日新聞は、その発足当初から信念とは程遠いマスコミであった。

マスゴミと揶揄されるのは歴史的なものなのだろう。


アーリーバードのホームページへどうぞ。優位性のあるEAを無料で紹介します。

そのダブルスチール投資法は、こちら⇒earlybird65.jimdo.com

夢では、お金は増えない。EAならお金が増える(こともある)

 
 
 

Comments


  • Grey Google+ Icon
  • Grey Twitter Icon
  • Grey LinkedIn Icon
  • Grey Facebook Icon

© 2023 著作権表示の例 - Wix.com で作成されたホームページです。

bottom of page