別れられない日米夫婦、自衛隊の嘆き
- 高下 豊光
- 2021年11月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年11月3日
皆さんは、ほとんど気にも留めていないが、自衛隊は、米軍とはほとんど一体化している。
戦後の日本はアメリカと講和条約を結び、主権を回復したと信じられている。

ただし、大多数の国民には知らされていなかったのだが、回復しなかった主権が存在したようだ。
いわば昭和の不平等条約と云ってもいいだろう。
それが証拠に、歴代の総理大臣のなかで、米国に一点でも抗った人は間違いなくその政治生命を失うハメに陥っている。
最近の海軍・空軍では装備のハイテク化が進み、日本の技術無くして成り立たないものは多いとされている。
いきおい、自衛隊とは一体化せざるを得ないのである。イージス艦に見るまでもなく、日米は一体化せざるを得なくなっている。
田中角栄の失脚は米国発と云われている。また橋本龍太郎は、米国の大学での講演で「米国債を売りたい衝動にかられたことがある」と発言して命取りになったのだ。さらに細川護熙は、共同会見のさなかにNOを突き付けてしまい、政治生命を失っている。
その逆に、米国のポチと揶揄された総理大臣がいた。意のままに振舞った小泉純一郎である。小泉元首相は、多国籍軍(実質は米軍)のイラク侵攻について海外に先駆けて米国の支持を表明した。
今後は、さらに日米の一体化は進むだろう。だが、日本は中国を怒らせてはいけないと思う。中国政府は、尖閣諸島だけではない、沖縄さえ狙っている。日本にとって、米国・中国ともどちらも大事だ。
どのような政権になっても、その政権は妙に張り切って米国の意に染まることだけに邁進しないように願いたい。
岸田自民党が圧勝し、体制が整いつつある。マスコミの総選挙前の予想では、自民党が失う議席数は圧倒的に多いとされてきた。それがなんとしたことか。議席を劇的に減らしたのは、何と立憲民主党の方であった。
総選挙の1,2週間前に、北朝鮮がミサイルを日本海に向けて発射している。
有権者の脳裏に「国防」が蘇っていたのだ。だから、自民党に支援者が戻ってきた。

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