野島伸司脚本のトンデモ・ドラマ
- 高下 豊光
- 2021年9月28日
- 読了時間: 2分
毎週木曜日22:00 - 22:54フジテレビ系列で放送された野島伸司脚本のドラマ。
主演は鈴木保奈美が務めている。当時は人気絶頂期であった。

このドラマは、「トレンディドラマ」の皮を被った「トンデモドラマ」なのだ。
そして、その設定は、米映画「セント・エルモス・ファイアー」に激似している。それはパクリドラマと云ってもいいほどだ。
「ルビー・モレノ」演じるフィリピンパブのホステスと「中野英雄」演じる「チョロ」の哀しすぎるエピソードが物語を変にひっぱるのだ。
これは、トレンディでもなんでもない。むしろトンデモ・ドラマである。
昔の仲間が集まり、傷をなめ合うとまったくロクなことがない。
--まったく、暗い話を生み出すへんなヤツだ。野島伸司という「人格破綻作家」って。。
作家や音楽家は、精神を病んだ人が多い。
私の高校時代の友人は、大学生の頃にロックバンドで名前が売れていた。卒業時にヤマハからプロにならないかと誘われ、他のバンド仲間は普通に就職した。友人だけプロになったが、彼は大ヒットを飛ばすのだ。
彼の楽曲やステージ上での卓越したパフォーマンスは、一世を風靡し、音楽番組に必要なスターの座を手に入れた。だが、彼はあくまで普通の人格者に過ぎなかった。
一度ぐらい、精神に不具合を発症して、野島伸司のトンデモ・ドラマに出演して欲しかったなあ。彼の俳優としての才能は、あの石原裕次郎が認めていたという。
昭和が遠ざかる。早いな、残酷に早い。

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