軍部は本気?「暗殺実行」の行方
- 高下 豊光
- 2021年10月24日
- 読了時間: 2分
来日中のチャップリンを暗殺せよ
---米国を日米戦争へと引き込むのだ

5.15事件の犬養毅暗殺と同時期にチャップリン暗殺が計画されていた。
米国を怒らせて、戦争に引き込むのだ。計画したのは、陸軍士官学校である。
昭和7年(1932年)、青年将校が中心となり、クーデターを画策する。
陸軍士官候補生の津島新吉は、帝国ホテルに滞在していた喜劇王の暗殺を命じられる。
ヒットマンに指名された新吉は、相撲観戦中、パーティーの場でチャップリン暗殺機会を得るも撃つことが出来なかった。
彼は、チャップリンに弟子入りをして暗殺の機会を待った。
刑務所訪問やスラム街で人々と接する彼の優しさを知り、挙げ句の果てには暗殺を断念する。
チャップリンの訪問先は、事前に陸軍士官学校も掴んでいたのだが、如何せん、彼は突然その訪問先を変更するのだ。
その自由すぎる行動に、津田新吉はとても追いつくことができなかった。
幸運にもそのうち、暗殺指令は撤回された。
それは、チャールズ・チャップリンが、実は英国出身だということが分かったからである。
そんなことも知らされていなかったのだろうか。不思議にさえ思ってしまう。
士官学校の優秀な生徒とはいえ、世間を知らず、純粋に育っていたのだろう。
それから9年後、1941年(昭和16年)12月8日未明、ハワイ時間12月7日)日本軍は、真珠湾を攻撃する。こうして、太平洋戦争が勃発した。

アーリーバードのホームページへどうぞ。
優位性のあるEAを無料で紹介します。
そのダブルスチール投資法は、こちらから⇒earlybird65.jimdo.com
証拠金以外は無料です。
Comments