自ら死を選んだ永田町の風雲児
- 高下 豊光
- 2021年12月5日
- 読了時間: 2分
堀江貴文通称「ホリエモン」を追い詰めた
「偽メール事件」をご記憶ですか?

この平成の天一坊を土俵際まで追い詰めた永田町の風雲児、
その方こそ「永田寿康議員」だった。
ガセネタ屋が偽造した偽メールを入手した元・永田寿康議員は、隠れたガッツポーズをした。
{これで小泉政権を倒せる}そのとき、彼は嬉しさのあまり、裏も取らずにポケットにしまい込んだ。
彼は、大病院を経営する裕福な家庭に生まれ、学業は優秀であった。
東大卒業後に通産省入りした。
そして民主党から立候補、見事に当選する。国会では風雲児と呼ばれ、その言動は「炎上商法」そのもの。
晩年は、自らが炎上してしまった。。
偽メール事件の責任を取り、議員辞職した。
国会での小泉総理とのやり取りはTV中継されたので、覚えている人も多いだろう。
店長も覚えているが、まったく、無様ではあった。
その後は消息を聞かなかったのだが、衝撃的なニュースが跳び込んだ。
元・永田寿康議員が飛び降り自殺した、という。
議員辞職後、妻と離婚していた。それ以外にもトラブル頻発で、精神を病んでしまったという。
実家の病院で治療していたが、病状は回復しなかった。極度のうつ病に罹っていたのだろう。
今になって思えば、彼は民主党議員になるべきではなかった。
ヘンな野心など封印して、優秀な官僚として生涯を終えるべきであった。
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