維新の目玉政策、道州制を斬る
- 高下 豊光
- 2021年10月9日
- 読了時間: 2分
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維新の会が掲げている道州制だが、この施策ほど国民を痛めつけるデメリットはない。
それを並べてみよう。

1.道州制では、国家レベルの財政政策や金融政策を行うことが困難になってしまう。
日本経済全体の調整を著しく困難なものとする。そうなればデフレ脱却が絶望的な状況を招く。
2.来る南海トラフ地震をはじめとした巨大災害に対して脆弱化を招くきらいがある。さらに事後の救援・復旧は著しく困難となる。
3.未来の成長を導く国土レベルのプロジェクトが実行不能となる恐れがでてくる。道州制では、それらの州をまたがるプロジェクトが、個別に計画されても適切な調整が不可能である。
4.道州制への移行は、地域間格差を回復不能な水準へと拡大させるだろう。地域の税収は、人口の少ない州の場合には激しく減少するのだ。
5.加えて、国民意識の希薄化を招くだろう。この「希薄化」は、国家意識の解体を招くものである。
維新の会は、道州制は日本発展の起爆剤になると声高に強弁している。気でも狂ったのかと問いたい。
それを云うなら、むしろ日本の凋落や没落への起爆剤だと思う。
おバカも休み休み言って欲しい。
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