究極の兄弟愛ブラザーフッドの衝撃
- 高下 豊光
- 2021年10月23日
- 読了時間: 2分
国境策定なし、北朝鮮独裁国家の裏に
---1950年に勃発した朝鮮戦争の憂鬱

2004年製作/韓国 原題:Brotherhood 配給:UIP
監督:カン・ジェギュ
主演:チャン・ドンゴン
1950年に勃発した朝鮮戦争。
強制的に徴兵されたと弟ジンソク(ウォンビン)を守るため兄ジンテ(チャン・ドンゴン)もまた兵役を志願する。
凄まじい戦闘の中、危険な任務に身を投じていく兄と、その姿に戸惑うジンソク。
2人の溝が決定的になった時、さらなる悲劇が彼らを待ちかまえるのだった。
亡くなった父に代わり、一家の主として家族を養っているジンテ(チャン・ドンゴン)。
彼は、大学進学を目指す弟ジンソク(ウォンビン)と、婚約者ヨンシン(イ・ウンジュ)を心の支えに日々働いている。
ところがある日、朝鮮戦争が勃発。避難するために駅へ向かったジンソクとジンテは、無理やり徴兵されてしまう。
平穏な日常から、生死が行き交う戦場に放り込まれた彼ら。
訓練も受けないまま実践突入を強いられ、絶え間ない砲撃にさらされてしまう。
身体の弱いジンソクを除隊させようとジンテは大隊長に会いに行き、弟を除隊させるためには何をしたらよいのかを悟る。
ジンテは銃を取り、英雄になることを決心するのだった。
弟を大学に行かせるために自分の生活を犠牲にして働く兄、そんな中に朝鮮戦争が勃発する。
弟が徴兵され、弟を守るべく兄も徴兵列車に飛び乗るのだ。
兄は、武功をたてたら、弟を除隊させてくれるとの空手形を信じて、自ら危険な任務に志願した。
ついには勲章を得るも、弟が共産主義者の濡れ衣で殺されたと思った兄は、激しく韓国を恨み、北朝鮮へ亡命するのだ。
一方、弟は自分が殺されたと思い、北朝鮮へ行った兄を救うべく、再び志願し激戦の38度線へむかう。。 いつの間にか感情移入していた。やがて涙が頬を伝うのを抑えきれない。
韓国で大ヒットを記録したのも頷ける。韓国映画の傑作だ。

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