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異常性欲者・「ペドフィリア」

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年9月18日
  • 読了時間: 3分

「M・ジャクソン」と「ジャニー喜多川」

--この不都合な類似点。


この二人とも父親から虐待を受けて育っていた。

マイケルの住居だった「ネバーランド」は、まるで巨大な子供の殿堂だ。

1993年、マイケルは、13歳の少年によって告訴される。殿堂は、子供の喜びそうな物であふれていた。

容疑は、少年への性的虐待である。まだ記憶に新しいが、全米が騒然となった。


一方のジャニー喜多川だが、宿泊所として利用される住居には、少年たちが喜びそうなものが何でも揃っていた。「北公次」がジャニーと出会うのは16歳の時だ。以来30年間の長きにわたって"愛人"にされていたのだ。


合宿中は、毎晩のように「北公次」の布団に潜り込み、"強姦"を続けていたという。

しかも、「北公次」はマインドコントロールされていた。

『ジャニー社長に嫌われてしまったら、僕は芸能界で生きていけなくなる。

だけど、耐え難きを耐えていれば、いつまでもスターであり続けられるのだ』

「北公次」は、そうやって自分を納得させるしかなかったのだ。

フォーリーブスの他のメンバーは、知っていても口にはできなかった。

二人とも対外イメージ作りに長けていた。何よりもそれは大事だった。

美少年愛好家など、日本人一般に認知されていなかったのだ。

彼らのような異常性欲者・「ペドフィリア」は、米国には珍しくはない。

さらに連続殺人など歴史に残るシリアルキラーも存在する。

ジャニーズ事務所の噂されていた疑惑はまだある。

男子タレントに"女性ホルモン"を投与していたらしいのだ。

これが”性的虐待”でなくして何であろうか。

伝えられているところでは、「ジャニー喜多川社長」からマインドコントロールされ、性的虐待を受けたタレントは想像を超える人数がいるのだ。

気の毒に誰一人表沙汰にはできなかった。

犠牲者の名を列記しよう。順不同だ。

あおい輝彦

北公次

郷ひろみ

田原俊彦

諸星和己

滝沢秀明

東山紀之

倉田順一

山本淳一

平本淳也

稲垣吾郎

本木雅弘

--ただし表明したのは、北公次だけであった。

諸星和己も北公次のように何度も自殺未遂を繰り返している。

彼らの実人生は、"幸福"だったのだろうか。

まだ10代半ばで、女を知る以前に、自らのお尻の穴を帝王に差し出してきたジュニアたち。トラウマになって人生を踏み外した少年も多いとされる。

「ペドフィリア」ジャニー喜多川を野放しにして来た芸能マスコミの罪は決して軽くはない。。


私が推測するに、芸能マスコミがなぜ真相究明に二の足を踏んだのかというと、ジャニー喜多川の背後にいたとされていた戦後GHQの亡霊を過度に怖がったせいではあるまいか。


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