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男子の本懐とは飯塚事件のこと

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年10月22日
  • 読了時間: 2分

1人の税理士と国税庁による7年間にも及ぶ闘争

---実話「飯塚事件」で昭和経済を知る。


2006年製作/日本 配給:角川ヘラルド映画

監督:森川時久

出演:滝田栄、松坂慶子、三田村邦彦

税理士と国税庁による7年間にも及ぶ闘争「飯塚事件」を題材にした高杉良の同名小説を映画にした。

会計事務所を営む税理士・飯塚毅(滝田栄)のもとに突如として税務調査が入った。

飯塚は国税局に対し別件で税務訴訟を起こしていたが、今回の税務調査はそれに対する嫌がらせの意味が含まれていたのだ。

国税局はそのうえ飯塚に脱税指導の嫌疑をかけてくる。

国税局の狙いは飯塚の税理士資格の剥奪にあるようだった。誰もが飯塚に訴訟を撤回するよう忠告する。 


そんな中、飯塚は関東信越国税局の竹内(三田村邦彦)と面会する。

竹内には三年前、飯塚に所得税の更正処分を撤回すべし、と詰め寄られ、満座の中で恥をかかされた記憶が残っていた。

ここぞとばかりに権力を振りかざす竹内。税理士法違反の容疑で飯塚の自宅にも強制捜査が入った。

飯塚は社会的に抹殺されたも同然だった。

そんな中、飯塚に思わぬ援軍が現れた。岡本忠五郎代議士(田山涼成)である。

岡本が、税務署が一税理士の顧客の切り崩しを図っているという話を聞き、これは弾圧だと息巻き始めたのだ。

岡本の活躍により飯塚家には再び平和が戻ったはずだった…が。

事態はそれでは収まらなかった。

国税局による飯塚会計士事務所への第二次調査が開始された。

飯塚と国税庁・国税局の対決はいよいよ本格化して行く---

作品は、前半の熱い展開は心を揺さぶるものがあり、強い感動を与えてくれる。

だが、後半になると描写は安易に走り、せっかく重厚で慎重だった展開の面白さも失われてしまった。

しかも、欲を言えば、クライマックスには、もう少々盛り上がりが欲しい。

ただし、それでもこの映画には、60~70年代の日本人が持っていた"美しいもの"がいくつも描かれている。

現在では、日本人が、確かに豊かになったが失くしたものは多い。

これだけは云える。この時代には貧しさ以上の「希望」があった。

今の豊かな日本には、何でも身の回りにある。だが、一つだけないものがある。

それは、--希望だ。


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