特番・魂の旋律、NHKには別の戦慄
- 高下 豊光
- 2021年11月5日
- 読了時間: 2分
NHKドキュメンタリー「魂の旋律」
---NHKには別の「戦慄」が走った

放送後に、彼の楽曲は、ゴーストライターの作品だったこと、また全聾ではなかったことが判明する。
そして、下記の謝罪文が掲載されたのだった。
NHKスペシャルでは、去年3月31日、「魂の旋律~音を失った作曲家~」と題し、
両耳の聴力を失った作曲家として、佐村河内守氏を紹介いたしました。 しかし放送当時、本人が作曲していないことや全聾ではなかったことに気づくことができませんでした。
視聴者の皆様や、番組の取材で協力して頂いた方々などに、深くお詫び申し上げます。 なぜこうした事態を防げなかったのか、調査の結果をご報告いたします。
佐村河内守には、音楽の才能は欠落していたが、マーケティング能力は天才的であった。
彼は、被爆と全聾を巧みに利用して、広島市民を味方に付けていくのだ。
こうして「交響曲ヒロシマ」は、衝撃と歓喜をもって広島市民に迎えられた。
では、事件発覚後の週刊誌を取り出してみる。
2014年2月5日、佐村河内のゴーストライター問題が『週刊文春』(平成26年2月13日号)の、新垣隆への取材と調査報道による追及で明るみに出て、次々と全国ツアーがキャンセル・中止されることとなった。
NHKによると、同年2月2日に代作との情報が寄せられ、2月4日に本人に確認したところ事実を認めた。
2月13日、籾井勝人NHK会長は定例記者会見において当番組に言及する。
「結果としてだまされた」「気がつかずに放送したことは視聴者におわびする」と陳謝、制作過程に問題がなかったかを聞き取り調査中であり、検証番組について「何らかの形でやる必要があろうかと思う、現場ともよく相談して検討したい」と述べた。
3月16日、『NHKとっておきサンデー』にて佐村河内関連の番組についての調査報告を行い、『佐村河内氏関連番組・調査報告書』を公開した。
番組放送後、交響曲第1番のCD売り上げが大幅に伸び、累計18万枚というクラシック界では「異例の大ヒット」を記録したという。
さらにフジテレビ『めざましテレビ』やTBSテレビの番組も佐村河内を取り上げた。
こうして、佐村河内の思惑通り彼のブームが形成されていく。
読者の皆さんは、この交響曲を聴いたことがありますか?
クラシックには疎い人でも聴いてみる価値がある。。

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