爆発物処理、特殊部隊EODの活躍
- 高下 豊光
- 2021年9月27日
- 読了時間: 2分
平和ボケの日本人よ、現実を見よ!イラク戦争の過酷な真実とは何か。
作品は、戦時下のイラク・バグダッドで爆発物処理に従事する特殊部隊EODの活躍を描くサスペンス・ドラマだ。

2004年夏、これまでに870以上の爆発物を解体処理しているジェームズ2等軍曹がEODの新リーダーとして赴任してくる。
部下となったサンボーンとエルドリッジはあと39日でEODの任務から外れる予定だった。
だが、恐れ知らずのジェームズにより、これまで以上の危険にさらされることになってしまう。
監督は「ハートブルー」「K-19」のキャスリン・ビグロー。
第82回アカデミー賞では、作品賞以下6部門を受賞、ビグローは女性で初めての監督賞受賞者となった。
爆弾処理の仕方はよくわかった。位置を教える時、「2時の方向」という言い方をすることもわかった。イラクには「人間爆弾」が多いのもわかった。
知らず知らずのうちに自分がアメリカ側の立場になって映画を見ていた。
あのゲリラ兵を撃たねば・・・、とか。
「アメリカは正義の味方、イラクは悪の巣窟」やっぱり、作品は米軍のプロパガンダであったか。
戦乱によって悲劇に遭遇することがなくなった最近の日本人。
だが、これこそ世界の実態だ。
そして自爆テロにみられるような「人間爆弾」の原形は、実は我々日本軍の「カミカゼ特攻隊」を想起させるものだ。あるいは参考にしたと云えなくもない。
また、作品は、米軍へのプロパガンダとの指摘がある。それはともかくとして描かれる描写に偽りはない。映画を観て、あらためて平和な日本に生きてる幸せを噛みしめる。

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