東進ハイスクールの権利収益
- 高下 豊光

- 2021年12月16日
- 読了時間: 1分
読者の皆さんは、「東進ハイスクール」を利用していますか?
あるいは、お子さんを東進に通わせていますか。

この予備校が話題になったのは、2013年に林修先生が一世を風靡した「いつやるか?今でしょ!」からである。
それ以降、東進ハイスクールは、人気講師を多数生み出してきた。
東進ハイスクールの卓越した経営を紹介したい。それがズバリ、フランチャイズ経営である。
全国の予備校に「授業の配信権」を与えて、そこから権利収入を得ている。それらの収入が何ともすごい。
フランチャイズ加盟予備校は、10,18校に上るが、その推定売上が476億4240万円である。
さらに、加盟校の授業料30%~40%が本部の収入となる。加盟するには300万円の加盟金が必要。
東進ハイスクールには、毎月のロイヤリティーが約11億9106万円発生している。これを年額にすると142億9272万円となる。
あなたは、知っていましたか。毎月のロイヤリティー収入には、予備校だけではない。その他の業界でも考えられる。
例えば調理学校、幼児教育、産婦人科などの医療関係など多岐にわたるだろう。

日本人は、金融リテラシーが世界的にみても低すぎる。ようやく高校の家庭科で金融教育が開始される。貯金に頼っていては老後破産が待ち受けている。







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