映画「人類資金」の闇
- 高下 豊光
- 2021年11月23日
- 読了時間: 2分
阪本順治監督、佐藤浩市主演で、敗戦直前に旧日本軍が隠匿したとされる財宝、通称「M資金」をめぐって繰り広げられる陰謀を描いたサスペンス大作。

2013年製作/日本 配給:松竹
金融ブローカーを名乗って詐欺を繰り返す真舟雄一の前に、石優樹と名乗る男が現れ、M資金を管理しているという財団「日本国際文化振興会」が真舟を呼んでいると伝える。
M資金の存在を信じていなかった真舟は、半信半疑のまま財団のビルを訪ねるが、そこで防衛省の秘密組織の人間に襲撃を受ける。
石の助けでその場を逃げ延び、次に会った本庄一義という男から「10兆円のM資金を報酬50億円で盗み出してほしい」と依頼された真舟は、M資金に隠された秘密をめぐる争いに引き込まれていく。
「亡国のイージス」でも阪本監督とタッグを組んだ作家の福井晴敏による書き下ろし小説を原作に、福井と阪本監督が共同で脚本を執筆。
佐藤のほか、香取慎吾、森山未來、観月ありさ、オダギリジョー、仲代達矢、韓国のユ・ジテ、アメリカのビンセント・ギャロら豪華実力派キャストが集結。
1945年、第2次世界大戦での敗戦に不服な反乱兵たちは、秘かに日本軍の秘密資金を持ちだしていた。
その資金はなんと総量600トンにも及ぶ金塊である。それを回収しに来た陸軍大尉・笹倉雅実は、この後、世界が資本主義に走り、日本再興のためには莫大な資本が必要不可欠と考え、その金塊を軍に返さず、密かに海へ沈めたのだ。
その傍らには、ハリー遠藤という不審な男がいた。笹倉大尉はその資金を「M資金」と呼ぶのだ。同年8月15日、ついに日本は降伏、終戦し、連合軍の占領下に置かれ、軍は解体された。しかし、戦時中に日本軍が集めた金塊などの財宝は、すべてが正規の管理下に置かれたわけではなかった。
復興から高度経済成長へと至る日本戦後史で、その行方不明の資産は金融ブラックマーケットへと流れ、戦後、日本の形成に有形無形の影響を与えたと言われる。それが「M資金」と呼ばれる。
少しでも金融リテラシーを高めて欲しい。
それが、キミの老後を支えてくれる。国家はキミの資産を収奪するためにあるのだ。
この作品は、経済に詳しい人には、突っ込みどころ満載だが、確定申告の経験さえまだの人には、観て損はしない。
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