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日本を貶めたスピリチュアルブーム

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2022年1月30日
  • 読了時間: 2分

かつて日本で霊感商法が社会問題になったころ、テレビ番組では、スピリチュアルブームが花盛りとなっていた。

自称・占い師や霊能者と名乗る似非タレントが幅をきかせていた。

彼らの荒唐無稽なコトバが世の中に害毒を撒き散らしていた。

そして、彼らの犯罪的ともいえるテレビでの言動は、「私たちには、来世がある」と、若者たちに誤った思想を広めたことである。


著者名は忘れてしまったが、彼らの本を読み、「来世でやり直す」といって自殺した若者がいた。それも一人や二人ではない。

ここ10年以上も日本での自殺者数は3万人を超えている。原因の一つに、彼らの主張が挙げられる。

その発言こそ「死んだら生まれ変わる」「来世は存在する」という誰にも証明できない現象を公共の電波に乗せて拡散してきた。

このオカルト思想の蔓延を助長してきた占い師や霊能力者の責任は決して小さくはない。

また、視聴率を取れれば何でもよいと野放図に害毒を垂れ流してきたテレビ関係者は万死に値する。

この問題を考える時、私は、まだ記憶に新しいオウム真理教を思い出す。彼らは、「衆生の魂を救うためにポアする」といって地下鉄サリン事件を引き起こし多数の犠牲者を生んだ。実行犯のほとんどは死刑に処されたが、いまなお後遺症に苦しむ人がいる。

現生の苦しみを味わうより死んでしまった方が良いと、大勢の無関係の人を殺めてしまったといった事件が頻発している。


コロナ感染下において、行動を制限されたり、収入が途絶えたりする大衆の不満がここ数年で急増している。

来世に救いを求めてはいけない。

 
 
 

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