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恐るべき実話、チェンジリング

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年11月12日
  • 読了時間: 2分

『チェンジリング』は、2008年のアメリカ映画。


クリント・イーストウッドがアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎え、1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードン・ノースコット事件(別名ウインヴィル連続少年殺人事件)被害者家族の実話を元に映画化された。

表題は、替え玉という意味である。

普通、実話に基づいた映画というのは、ベースとなった話をフィクションでドラマチックに脚色していくものだ。


だが、この映画の特筆するところは、映画に出てくるほとんどの信じられないようなエピソードが、脚色ではなく事実だということだ。

別人の少年を突きつけられた母親は、当然のごとく警察に出向いたが、精神錯乱とでっち上げられ、精神病院に強制送還されてしまう。

映画の中でも印象的に描かれているこの出来事も、実際に母親のクリスティン・コリンズに起こったことである。

一体どうしてこんな悲劇が起こったのだろう。

当時の腐敗し切ったロサンゼルス市警と、ロサンゼルス市民との不和にその要因があった。

汚職事件が連発し、町のギャングと蜜月の関係にあったロサンゼルス市警に、市民の怒りは日を追うごとに増加していった。

コリンズ少年が行方不明になったのは、そんなときだったのである。

毎日、警察の無能ぶりを伝えるマスコミと、約半年経っても少年を見つけることのできないロサンゼルス市警への反感……

なかばプレッシャーに負ける形で、彼らは悲劇の発端となった“チェンジリング”(替え玉)作戦に乗り出す。

作品は、主に替え玉事件の親たちの悲劇を描いているが、現実の事件は、なんとも痛ましい。正視できないほどである。

被害を受けた少年たちは、拉致・暴行され無慈悲に埋められたというのだ。

私は、社会学の提唱者「ホッブス」の言葉を思い出す。

「人間は、人間にとってオオカミである」と。

アンジェリーナ・ジョリーの好演も光る。

見逃した人には激しくおススメ。。


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