応仁の乱で発揮された金融リテラシー
- 高下 豊光
- 2021年9月12日
- 読了時間: 2分
歴史に名を残した悪妻といえば「日野富子」ではあるまいか。

彼女は、室町幕府第8代将軍「足利義政」の妻である。
応仁の乱を引き起こした張本人ではないかと疑われている。
聡明な女性で、頼りない夫の義政を差し置いて家督争いに口出しを始め、ついには陣頭指揮まで取るにいたる。
そうして、義政はすっかり政治に興味を失ってしまう。大量の死者を出した「応仁の乱」は、11年間も続いた。

この項では、歴史では教えない「日野富子」を学習していきたい。
彼女は、金融リテラシーがよほど高かったのだろう。金融の腕を磨き、投資を成功させている。
「日野富子」が注目したのは「金貸し業」である。主な顧客は、疲弊していく大名たちであった。
なにしろ、世の中は戦乱である。経済活動よりも生死が優先される非常時である。
戦争ともなれば、大量の非常食や武具が必要になる。大名たちは「現金」を必要とした。
自分が原因で引き起こした戦乱である。その混乱に付け込んだひどい仕打ちだ。
おそらく、大名からは鬼より怖い存在だっただろう。弱みに付け込んで高利でお金を貸し付けた。
「日野富子」は高利貸しで成功し、莫大な富を蓄えたのだ。
さらに、応仁の乱収束後に、今度は、関所を通る際の通行税を立ち上げている。そのおかげで、彼女は安定した収入の確保に成功した。
世間の評判や周囲の目など気にせず、ビジネス・チャンスを狙い撃ちにしていくセンスは並みのものではない。
やれやれ--女は怖い。

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