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志村けんの「変なおじさん」の元ネタ?

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年12月7日
  • 読了時間: 2分

---沖縄代表校の応援歌「喜納昌吉」の憂鬱

ハイサイおじさん  ハイサイおじさん 昨夜(ゆうび)ぬ三合ビン小(ぐゎ) 残(ぬく)とんな 残(ぬく)とら我(わ)んに 分(わ)きらんな ありあり童(わらばー) いぇー童(わらばー) 三合ビンぬあたいし 我(わ)んにんかい 残(ぬく)とんで言ゆんな いぇー童(わらばー) あんせおじさん 三合ビンし不足(ふずく)やみせぇーら 一升(いっす)ビン我(わ)んに 呉(くぃ)みせーみ

この歌の背景を見ておこう。実は衝撃的な事件が元ネタである。

沖縄の悲しい歴史と、平和への思いがこの曲にはこめられているのだ。

女の子が毛布に包まれて横たわっていた。

父親が『なぜこの子の足は冷たいの』と毛布を取ったら首が無い。

父親は魂を落としたような顔で、しばらく言葉を失った。

母親が自分の娘をまな板に乗せて斧で首を切り落としたのだ。

さらに母親はその頭を釜で煮て、「自分の娘を食べて何が悪い!」と叫んだという。

激戦が行われた沖縄では、戦後、家を失ったり精神的におかしくなった女性がたくさんいた。

沖縄戦は、1945年3月26日から6月20日に日米両軍の間で行われ、沖縄の民間人の約9万4千人が死亡した。

当時の沖縄県の約5人に1人が死亡したという。

事件の家の父親もそんな女性を家に連れ込むから夫婦げんかばかりだった。

その後、その母親は自殺、父親は酒に溺れてゆく。

その人は、なんと喜納昌吉の隣に住むおじさんだったという。

沖縄といえばリゾート島と思っていて、悲惨な歴史をはらんでいたことを考えていない内地の日本人は多い。

日本人は、もう少し、沖縄戦について知るべきだと思う。

高校野球の甲子園応援歌、「ハイサイおじさん」は、背景を頭に入れてから聴いてみたい。

 
 
 

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