市場に「ワークマン」がさっそうと参入
- 高下 豊光
- 2021年10月2日
- 読了時間: 2分
令和3年、ファストファッション市場に「ワークマン」がさっそうと参入してきた。
では、ワークマンとはどのような業態の店舗だったのだろうか。

もともと作業服専門のメーカーであり、機能性が高い一方、本来おしゃれとは程遠いイメージで捉えられていた。
その一方で、ポスト・ユニクロの急先鋒として注目されたのだ。
都内のショッピングモールに出店された「ワークマンプラス」という新店舗には、雨や風に強く、機能性が高く、動きやすい製品が所狭しと陳列されたのである。
しかも、この製品は従来の「ワークマン」と同じ製品であったという。
ところが、アウトドア・ファンが押し寄せたのである。彼らは、作業服目当ての客ではなかった。
そして、注目すべきは、アウトドアとタウンウエアの中間に位置するというコンセプトは、ユーザー自らが発見したものであったのである。必ずしもメーカーによって意図されたのではなかった。
それは、キャンプやツーリングなどというライトなアウトドアレジャーを楽しむ層や、適度な機能性を求めるユーザーに受け入れられたのであった。
また、「滑らない靴」がSNSで話題になり広がったせいで、これがマタニティグッズとして大ヒットしたこともある。
さらに、建設現場で使われていたレインスーツが、オートバイに乗るライダーたちの間でヒットしている。
ワークマンの製品の機能性にに注目したユーザー主導の展開がなされたことは、結局のところ、しっかりしたコンセプトで開発された製品は、いずれ誰かが見つけ、ヒットにつながるということなのである。

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