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オバマの広島報道されなかった舞台裏

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年11月16日
  • 読了時間: 2分

オバマ氏広島訪問の舞台裏

タブーを破ることは、どんな場合でも難しい。しかし、大きな願望と執念があれば、それもやがて可能となる。

私は、オバマ大統領の広島訪問という「ありえない出来事」を見て

そのことを実感した。

私は翌日の各新聞に、オバマ氏広島訪問の「舞台裏」がどこまで

報じられるか期待していた。

しかし、残念ながらどの新聞にも、「真相」は書かれていなかった。

オバマ氏はスピーチを終え、2人の被爆者に歩み寄り、言葉を交わし

森さんの肩を温かく抱擁した。

この森さんこそ、オバマ氏を広島に呼び寄せた「最大の立役者」とも

いえる人物だったからである。

森さんは20年以上にわたって、被爆死した12人の米兵捕虜のことを

こつこつと調べあげた人物だったからである。

米兵捕虜12人は、原爆で10人が即死し、残り2人は2週間後に死亡。

その2人は憲兵隊によって広島の宇品で葬られ、墓標が建てられた。

原爆の調査をしていた森さんは、彼らの存在を知り、一人一人の名前と

遺族を特定し、アメリカの遺族とも接触する。

森さんによって明らかにされた事実は、広島市民の手紙とともに2年前

にホワイトハウスに持ち込まれた。

「私たちは大統領に謝罪を求めているわけではありません」

「広島市民は大統領の広島訪問を待っています。謝罪ではなく、広島

の地から、核廃絶への祈りを発してほしいのです」

そんな広島市民の声が直接、米政権中枢に届いたのである。

また、岩国米軍基地を経由することで伊勢志摩からの広島訪問が、

物理的、時間的に可能であることが、広島のメディアの人間によって

伝えられた。

オバマ氏の広島訪問は、そうした広島の名もなき人々の執念によって

成し遂げられたものだった。

広島の人々の「赦しの心」から発したこの奇跡を、各読者に示して

ほしかったと思う。

参考:ノンフィクション作家 門田隆将の寄稿より。


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