全米に衝撃多額の遺産を寄付した清掃員
- 高下 豊光
- 2021年10月1日
- 読了時間: 2分
2014年6月であった。
引退した清掃員が亡くなった。一通の遺書が残された。

彼の遺書に従い「ブラトルボロ・メモリアル病院」と「ブルックス図書館」に寄付が行われた。
その額、なんと7億円という清掃員には似合わぬ大金であった。
しかも彼の遺産は総額9億5300万円もあったという。
全米が驚愕したのも無理はなかった。
その後、彼の年収が明らかにされたからである。彼の生涯を通じて年収が300万円を超えた年などなかったのだ。
7億円を寄付した男性の名前は「ロナルド・リード」という。
彼は、バーモント州ブラトルボロで生まれ、ガソリンスタンドの清掃員などを続け、細々と暮らしていた。
彼の年収は300万円であり、20歳から65歳まで45年間働いても、生涯収入は1億3500万円だ。
これでは9億円以上の遺産が残せるわけがない。彼はどうやったのだろうか。
高額賞金の宝くじに当たったわけではない。資産家と結婚したわけでもない。思わぬ遺産が転がり込んでいたわけではない。
全米が驚いたのも無理はなかった。彼がやっていた一つの事は、ズバリ、資産運用である。
それも「優良企業の株」を長期にわたって保有し続けたのだ。
その結果、彼の資産は複利運用で増え続けて9億円以上になっていたという。
長期保有というこの手法は、ウオーレン・バフェットが有名である。いわば株式投資の王道というべきものだ。
日米の金融リテラシーの違いがお分かりだろうか。
「ロナルド・リード」は、年収300万円でも大金を残せることを証明してくれた。
多くの日本人は参考にするべきだと思う。

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