全ての人にデザインと美を!IKEA
- 高下 豊光
- 2021年9月12日
- 読了時間: 2分
イングヴァン・カンプラドは、スウェーデンの家具店「IKEA」の創業者である。
IKEAは、各国に数百もの事業所を置く複合企業体へと変貌を遂げている。

このブランドは、イングヴァン・カンプラドが自身の名前と農場のイニシャルの名を合成したものだ。
彼は、子供時代からビジネス精神が旺盛で、ストックホルムで大量のマッチを仕入れて売りさばいたという。
学校での成績も優秀であり、そのため父親から褒美としてまとまったお金をプレゼントされた。
それを資金に17歳で小さな家具店を開いたのである。その際に店名を「IKEA」に決めている。
その創業者であり、倹約家の大富豪として知られる「イングバル・カンプラード氏」(89)が、スウェーデンでドキュメンタリーの中で、節約のためにフリーマーケットで衣類を買っていると語ったという。
3月30日に90歳になるカンプラード氏は倹約家で知られるが、それこそIKEAが世界的なトップブランドになったことの一因だと語る。ドキュメンタリーを入手したスウェーデン紙ダーゲンス・インダストリ(Dagens Industri)によると、「フリーマーケットで買ったものしか着ていないんじゃないだろうか。良い手本を示したいんだ」と、カンプラード氏はスウェーデンのテレビ局TV4に語った。
カンプラード氏は、生誕地であるスウェーデン南部の農業地帯、スモ―ランド(Smaland)地方を引き合いに出して「つつましさはスモ―ランドの人々の気質なんだ」と語った。
最近のスウェーデンメディアの報道によると、カンプラード氏が蓄えた資産は推定6100億クローナ(約8兆円)に上っているという。2006年に同氏は、米誌フォーブス(Forbes)の世界長者番付で4位にランクされていた。
彼は、80歳を超えるが、一向に気にしない。「僕にはやることがたくさんあるし、死んでいるヒマなんてありゃしない」「僕はストイックで、そのことに誇りを持っている。稼ぐお金はすべて次への準備金として必要なものだ」と。
さらに日本の経営者や政治家にも聞かせてやりたいが、「僕はIKEAにもっと多くの女性をいろいろな重要なポストに付けたいと思っている」と彼はいう。
日本が遅れるのも当然だろうか。

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