余命2ヶ月の女の子に夢を!
- 高下 豊光
- 2021年9月22日
- 読了時間: 2分
余命2ヶ月の女の子は、名前を「のぞみ」ちゃんといった。小学生だった。
ある日、微熱が続いて鼻血が止まらなくなった。病院で精密検査を受けることになる。

その結果は「急性白血病」であった。病気の進行は思っていた以上に早く、やがて余命2ヶ月と診断されるのだ。
延命措置を続ける両親は、病床でのぞみちゃんを励ますこと以外に何もできなかった。
のぞみちゃんが生きている間に、何か家族で思い出を作ってあげよう。
両親は、「のぞみ、どこか、生きたいところがある?」と訊いた。
するとのぞみちゃんは、「ディズニーランドで、ミッキーとミニーに会いたい」と答えた。
両親は、まず無理だろうと思いながら、運営元のオリエンタルランドに電話をかける。
「娘は、白血病で余命2ヶ月です。いつ何が起こるかわからないが、死ぬ前にディズニーランドへ行きたい。
対応してくれないでしょうか」と哀願してみた。
「承知しましたよ。のぞみちゃんのために、特別にホスピタリティ・ツアーをご用意します」
両親は、病院の許可をとって、万が一のことを考えて、救急車でディズニーランド向かった。
のぞみちゃんを乗せた救急車は、バックステージ前に到着した。
医師たちが、のぞみちゃんを乗せたストレッチャーを丁寧に下ろし、車椅子に載せてくれた。

すると、ディズニーのキャラクターたちが駆け寄ってきたのだ。
ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー、グーフィそしてプルートまで、のぞみちゃんを出迎えてくれた。
キャラクターたちは、みんな握手をしてくれた。両親は「連れてきて良かった」と胸を熱くしたという。
のぞみちゃんは、いくつかのアトラクションに乗った。
家族が、バックステージまで戻ると、あのキャラクターたちが待っていてくれた。
そして一緒に記念撮影をした。
病院に戻ったのぞみちゃんは、ディズニーランドで写した写真を看護師たちに見せて楽しそうに報告した。
「のぞみ、早く元気になって、またミッキーやミニーに会いに行くんだ、だって約束したんだもん」
そして、のぞみちゃんは、天に召された。その写真を握りしめたまま。
両親はオリエンタルランドに手紙を書いたという。
「娘の人生は、短いものでしたが、夢と希望をくれたキャストのみなさんとディズニーランドに感謝します」

アーリーバードのホームページへどうぞ。優位性のあるEAを無料で紹介します。 そのダブルスチール投資法は、こちらから⇒earlybird65.jimdo.com
証拠金以外は無料です。
Comentários