佐村河内守は、マーケティングの天才
- 高下 豊光
- 2021年9月30日
- 読了時間: 2分
「佐村河内守」と云えば交響曲「ヒロシマ」で脚光を浴びた「全聾の作曲家」であった。
ネームバリュー、その容貌、音楽性、どれを取ってもスター性抜群であった。

すべてを彼のゴースト・「仮面」が告白する日までは。
ほとんど無関係に違いないのだが、私は三島由紀夫作「仮面の告白」を思い出したのだ。
あの重厚な交響曲には「ゴーストライター」がいた。
その一方で、告白した「仮面」=「新垣隆」は、その仮面を脱いで世に出ることに成功する。
彼は『あの時終わった--と思いました』と振り返っている。
「佐村河内守」氏は、単なる「虚言癖」なのか分からない。
ただこれだけは云える。彼は、「マーケティングの天才」なのだ。
それが「音楽」の秀才「新垣隆」と出逢ってしまった。
虚構がバレてしまった時、世間の、とりわけ広島市民の衝撃と落胆は計り知れないものであった。
虚言癖の佐村河内守」は分かっていた。
「広島県人」を利用するのだ。それに「障害」と「被爆」を抱き合わせるのだ。
そうすれば「脚光」を浴びることができる---そうして彼は「盲目の少女」を創作した。
彼の目論見はまんまと成功した。だが、それはあまり長くは続かなかった。
一方の「仮面」は、これ以上広島市民をダマすことができなかったのだ。
悩み抜いた結論「私、新垣隆は佐村河内のゴーストです」と告発したのである。
楽曲での才能は、佐村河内守には皆無であったが、電通であれば優秀な広告ディレクターになれただろう。残念な気する。

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