今年の予測は当たったのか
- 高下 豊光

- 2021年9月11日
- 読了時間: 2分
昨年、発表された「2021年の経済予測」は、果たして当たったのか。2021年の予想を振り返ってみたい。

まず直近の相場全体の復習だが、新型コロナウイルスが世界中で感染拡大を続けている中、世界の株価は、最高値を目指すなど上昇している。
アメリカは、日本以上に感染者は、増加し続けて実体経済は、打撃を受けて不景気でもそれに関係なく株価は上がっていた。
この背景の一番の理由は、世界的な金融緩和が挙げられる。アメリカはドル、日本は円、EUはユーロ、世界中が共通でお金を印刷して世間にバラ撒き経済が冷え込まないように対策してきた。
国は、国債を発行してお金(円)を印刷出来る日銀が国債を買い取る。そして、その印刷された円を国民全員に一律10万円配るなど沢山使ってきた。大量の1万円が印刷されて世の中に流通すると1万円の価値は、下落する。1万円(通貨)の価値が下がると物(ゴールド)や暗号通貨や株式のような資産価値がある投資対象の価格が上がるのだ。
世界中で新しく印刷された通貨が行き場を失って投資対象に流れて、株価が上がっていたのが現在の株式市場の状況である。「世界的な通貨大量印刷(株価上げ要因)」VS 「コロナの景気悪化(株価下げ要因)」上記のような対立構造において通過大量発行している金融緩和で株価を押し上げているのが現状であった。
そして、世界の実態経済は、最悪な不景気になる事が予想される。
■給料や収入が減る
■会社が倒産する
■失業者の増加
■近所のお店が閉店する
■家族、親戚、友人がリストラされる
■新しい技術の開発にお金が集まらない
■犯罪する人が増える
■鬱や精神を病む人が増える
■自殺する人が増える良くない暗い事が沢山発生する事でしょう。
2021年に実体経済が悪化すると考える根拠は、実体経済の悪影響は、遅れて時差で後からやってくるからである。そして現在、コロナのワクチン開発は、進んでいますが今すぐ出来たとしても普及するまでに1年はかかる。すでに、ワクチン接種は3度目さらには4度目が必要と医療界の意見もある。
現時点で航空業界の国際線の需要は、2021年に回復しないのは、確定である。回復まで早くても最短でも2年はかかる。バフェット氏は、持ち株の航空会社株をすべて手放したそうである。強硬開催した東京五輪は、無事に終わったが、コロナ後の社会はどうなるのだろうか。
自民党の総裁選挙が迫っている。誰がやっても同じだとは思うのだが。

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