今や懐かしい「霊感商法」という詐欺

統一教会の広告塔、昭和のアイドル「桜田淳子」の罪と罰。

写真は「花の中三トリオ」

左から山口百恵、森昌子、桜田淳子。

「桜田淳子」は、1970年代〜1980年代に活動したアイドル歌手だ。

1992年、姉の影響で統一教会への信仰を公表する。さらに合同結婚式参加で世間を騒がせている。

結婚後は、表舞台から遠ざかっていたが、近年再びステージに立った。

そして、彼女と行動を共にした新体操のヒロイン「山崎浩子」がいる。

家族らに説得された彼女は、1993年4月21日の記者会見で統一教会脱退と結婚解消を発表した。

芸能マスコミは、この山崎浩子が発した「マインド・コントロール」という言葉を繰り返して使った。

さらに、時を同じくして「霊感商法」のあくどさが社会問題となる。

これら著名人が合同結婚式に参加して以降は、被害が急増したのだ。

1993年には、なんと統一教会だけで、約122億円に上った。

バブル経済破裂の1991年の92億円から30億円も増えている。

統一教会にとって、合同結婚式が大きな宣伝になったことは明白だ。

「桜田淳子」は、芸能界復帰するそうだ。

彼女は自分で意識してはいないことだが、「霊感商法」は、夥しいまでの犠牲者を出したのだ。その片棒を心ならずも担いでしまったことを彼女には反省して欲しいと思う。

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