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中国はなぜ尖閣諸島を狙うのか?

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年9月14日
  • 読了時間: 3分

那覇から西に進路を取って慶良間(けらま)諸島の上空を通過すると、沖縄諸島最西の久米島を右手に眺めたのを最後に、ヘリの窓の向こうには東シナ海の深い青が続く。

さらに1時間ほどすると、平線から岩山が現れるのだ。これが尖閣諸島を形成する大正島である。


続いて30分ほど飛行を続けると、今度は緑の緩やかな丘が目に飛び込んでくる。

これは、久場(くば)島である。2010年9月に海上保安庁の巡視船に衝突した中国漁船が違法操業をしていたのは、この島を基点とする日本の領海内であった。

続いて、尖閣諸島最大の魚釣(うおつり)島がその姿を現してくる。

そばには北小島と南小島も見える。

魚釣島にはかつて使われていた船着き場や鰹節工場の跡、簡易灯台もある。

なお、2004年3月には、中国人がこの島に不法上陸している。

2010年9月に起きた漁船衝突事件は、この久場島を基点とする日本領海内での違法操業が原因だった

尖閣沖漁船衝突事件以降、中国の漁業監視船が頻繁にこの海域に出現し、領海も侵犯している。

2012年に入って日本政府が尖閣周辺の離島の名称確定作業を行っていることがわかると、『人民日報』は中国の「核心的利益」を損なうと強く批判し、中国政府も対抗してこれら離島の中国名を発表しただけでなく、3月16日には海洋監視船が尖閣周辺に現れて領海を侵犯した。まったく問題のある隣国である。

沖縄本島から魚釣島までの距離が450キロ、宮古島からは210キロ、石垣島からは170キロである。

2010年12月に日本政府が策定した「防衛計画の大綱」では、南西諸島防衛の強化が打ち出され、尖閣諸島の防衛がその一つの焦点となっている。

なぜ、中国は尖閣をめぐって強硬姿勢を続けるのだろうか。

マスゴミは詳しく報じないので知らないという日本人も多い。

では、その歴史的背景をたどってみることにしよう。

第一に、経済上の理由が挙げられる。尖閣諸島は、明治政府によって1895年に日本の領土に編入された。

戦前には一時定住者がいたこともあったが、現在は無人島となっている。

1968年に国連極東アジア経済委員会が尖閣周辺に莫大な石油・ガスが埋蔵されている可能性を指摘する。

これに驚いたのが、中国と台湾である。突如として両国は領有権を主張するようになった。埋蔵量の可能性としてはイラク・クウェートに匹敵するそうである。

第2に、まだある。沖縄近海に眠る「海底熱水鉱床」の存在である。その海域に眠る各種鉱物資源には、なんと500兆円ともいわれる資源価値が試算されているのである。知っていましたか。

中国政府は、沖縄の日本からの独立を画策するつもりだという。

最近では、琉球王朝の時代から、沖縄はむしろ中国に隷属していたという主張を崩さない。

それらは、もちろん海底資源を念頭に入れているのだ。

先日、安倍前首相は「東京五輪に反対しているのは反日思想の人がほとんど」という私論を述べたという。あるいは「沖縄独立容認派」とでも?


なお、中国政府は息をつめて日本の人口減少を待っている。

やれやれ、どこへ行く日本。


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