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世界最古の建築会社「金剛組」

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年11月21日
  • 読了時間: 2分

金剛組が生まれたのは、なんと578年から。


その578年に、聖徳太子が物部氏への戦勝祈願のために「四天王寺」の建立を命じた。

その工事に先立って百済から工匠を招いたのだ。

そのうちの一人が「金剛重光」である。彼は帰化して日本人となり、金剛組の創業者となった。


以後、四天王寺お抱えの宮大工として、何度も焼失した四天王寺の復元に携わった。

金剛組は、江戸城や大阪城などの復元や修理を行って、日本の建築技術の歴史とともに発展した。

明治になり神仏分離令の影響があり、四天王寺の寺領を失ってしなう。

昭和になって、さらに窮地に追い込まれるのだ。ところが歴代初の女棟梁のもとで、室戸台風によって被害を受けた四天王寺の五重塔の再建を果たす。

窮地を脱した金剛組は1955年、昭和30年に株式会社に組織変更を遂げる。

なお、2006年には、高松建設の出資を受けて再出発している。

現代の建築技術と古来から受け継がれた優美な独自の工法を開発している。

釘を1本も使わない社寺建設は、他のゼネコンにはとうていできない建築である。

ヨーロッパでもっとも古い企業は、フィレンツェの会社で創業約1300年だが、この金剛組は、1400年を軽く超えるのだ。ちなみに日本には創業1,000年を超える長寿企業が7社ほどある。

これほど歴史的な多くの会社が守ってきた企業文化が終身雇用である。

その日本的な雇用環境を叩き壊したのが「小泉純一郎・竹中平蔵・南部靖之」の悪の三密だ。

人材派遣会社パソナを想定以上に繁盛させた竹中平蔵氏はパソナの会長職まで得ている。

彼ら三悪人の顔と名前を憶えて欲しい。死後に地獄に落ちることだろう。

 
 
 

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