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世界を不幸に?ミルトン・フリードマン

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年9月22日
  • 読了時間: 2分

シカゴ大学教授ミルトン・フリードマンは、反ケインズ主義者である。


市場の原理を「見えざる手」にたとえ、自由放任を主張したアダム・スミス。

公共事業など、政府が市場に介入することで経済はうまくいくと主張したケインズ。

そのケインズの理論を批判し、再び自由主義に光を当てたのが、アメリカの経済学者ミルトン・フリードマンである。

彼はシカゴ大学の教授として、多くの経済学者を育てた。彼とその弟子たちは「シカゴ学派」と呼ばれ、政治に強い影響力を持つことになっている。

フリードマンは「新自由主義」の旗手と言われている。アダム・スミスの自由放任の考え方をさらに徹底的に推し進めたのがフリードマン教授である。人間にとって何よりも大事なことは自由である、自由に行動することが最もすばらしいことなんだ、これが彼の考え方である。

このような人のことを「リバタリアン」と言う。人を殺したりものを奪ったりしてはいけないけれども、人に迷惑をかけなければ何をやっても自由じゃないかという考えだ。くり返すが「オバタリアン」ではない。「リバタリアン」だ。この経済学を信望し、日本に移植したのが竹中平蔵教授であった。

日本のオバタリアン、いや、リバタリアンたちは、奈良時代から連綿と続く、和をもって尊しとする日本の伝統的な雇用環境を崩落させてしまう。


その結果、非正規雇用者が急増し、収入格差が固定化し、恋愛に腰が引ける若者を増大させ、結婚・子育ては人生のリスクと考える誤った機運を生み出していく。


小泉純一郎・竹中平蔵・南部靖之は、雇用環境を崩落させた三悪人である。

彼らが行った派遣労働改革は、巨大な利権を人材派遣会社に与える事態となり、大手のパソナは巨大企業となった。

やがて国会議員を辞した竹中平蔵は、何食わぬ顔をしてパソナの会長職を得た。

パソナは、創立当時「日本テンポラリーセンター」といった。

南部靖之は、私とおなじ関西大学の出身である。

当時から私は注目していたが、いつの間にか政府側の人に堕落していた。


南部靖之は、大企業を守るために派遣会社を起業したわけではなかった。むしろその対極にあった。それなのにオバタリアンの手先になっていたとは。。

竹中平蔵教授は、2007年フーリードマンを告発した「The Shock Doctrine」を読んでいないわけがないだろう。

少しは、市場原理主義に洗脳された自分の間違いを認めて欲しい。やれやれ。

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