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ユニクロ・シンドロームの犠牲者

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年10月30日
  • 読了時間: 2分

ユニクロ(ジーユー)が仕掛けた激安ジーンズ戦争。


この激安戦争に煽られたのは、自らを見失い業績を悪化させたジーンズメイトである。


ジーユーの990円に対抗して、NBジーンズを1990円で特売したり、新店の開店記念にNBジーンズをタダで配ったりと正面から対抗した。

そのせいで既存店売上が落ち込み続け、2010年2月期決算では最終損益で13億円の赤字に転落した。


そして6月には正社員の3割に上る希望退職募集に追い詰められている。

やがて、ジーンズメイトはライザップに買収される。

では、ユニクロの成功要因を総括しておきたい。

1.徹底した市場ニーズ検証により、原料から開発する製品を生み出した。

2.販売状況を週サイクルで検証し、そのうえで価格キャンペーンを仕掛けた。

3.大規模なプロモーションなどのブランディング戦略が功を奏した。

ユニクロのカリスマ経営者柳井正は、「アパレル業界は、洋服=ファッションと捉えているいるようだが、それは勘違いも甚だしい」と力説している。そしてこうも云う。「多くの消費者は、洋服に機能性や快適性を求めている」と断言している。「合理的な価格と品質でその機能性や快適性を提供しなくてはならない」と、

量販店やカジュアルチェーン店が、そんな本質を理解せずに中途半端にユニクロをまねても、顧客の共感を得ることはおそらくできない。

ヒートテックも美脚パンツもカラーパンツでさえも、柳井正の単なる思い付きではないのだ。

冷徹な深い彼の洞察力があってこそ導き出された結論である。

柳井正は「服を変え、常識を変え、世界を変える」と宣言する。

つまり彼は、ファッション業界や小売業界とは異次元の思想に立脚する革命家なのである。

ユニクロの表面だけを真似しても百害あって一利ない。真似したくなるのも分かるのだが、それで失敗したのが、イオンでありヨーカドーである。スーパーのカジュアル衣料は、それから姿を消していく。その代わり、workmanが商機を得ることになる。


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