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ポンジスキームに騙されるな

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年11月30日
  • 読了時間: 2分


仮想通貨取引「ジュビリーエース」関係者7名逮捕。


2021年11月10日産経ニュースによれば、彼らは無届けで投資家を募り、高い配当が得られるといっては、勧誘を繰り替えしていた。


投資案件は、仮想通貨のほかFXなども同様の手口で不正を働いていたという。被害総額は650億円以上とみられている。


詐欺師集団のよくやる説明は、次に分類されるそうである。

1.元本保証

2.仮想通貨のトレード・システムでAIが自動的に利益を出す。

3.毎月8%の利回り。

4.友人紹介で1人に付き5万円の紹介料支払い。

5.中国の大企業が当社の買収に動き始めている。

これらは、自らポンジスキームであると公言しているようなもの。


少しネットで探してみれば怪しいとすぐに分かるはずだが、被害者は後を絶たない。

彼らの説明には、情報弱者の喜びそうなおいしい言葉に溢れている。


なぜ、被害が拡散したのかというと、それはマルチ商法のスキームを利用していたからであった。

私は、よく練られた手法だと思う。大勢を一堂に集めて、セミナーと称する集客を行っていた。こうしたセミナー会場では、参加者が一斉に催眠術にかかったようなものである。そして、熱病に侵されたようになり、友人を勧誘するのだ。

ようやく、高校家庭科で金融教育が開始される。

私は、すでに遅すぎたと思っている。例えば、毎月8%の利回りがいかに法外なものか、すぐに分かる人は少ないのではあるまいか。

日本人の金融リテラシーは世界的にみても驚くほど低いものだ。

 
 
 

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