バブルに咲いた「加勢大周」を振り返る
- 高下 豊光
- 2021年9月17日
- 読了時間: 2分
バブル期のトレンディ俳優「加勢大周」を振り返る
彼を覚えていますか?

「加勢大周」かつて吉田栄作、織田裕二と並び称されたトレンディ御三家のひとりだった。
その評判は、「顔はいいけど、芝居はいまいち」というところ。
加齢と覚せい剤によって劣化は不自然に進行し、もはや見るのは忍びない。
バブル当時、彼は「抱かれたい俳優ランキング」の常連であった。
だが、彼の栄光はあまりにも短いものであった。
時代の寵児となりつつあったが、所属事務所から給料の未払いなどあり、将来を憂えた母親は、独立することを考えるようになった。
親子は、事務所社長の了解を取り付けることなく、独立を宣言する。
まだ契約期限が残っていた。当然、所属社長は激怒する。
「加勢大周」は、長年社長がその胸に温めて置いたとっておきの芸名だった。
社長は、「独立するなら芸名を返上せよ」と通達する。
加勢側はこれに納得せず、芸名をめぐって訴訟にまで発展したのだ。
芸名訴訟は、加勢大周側が勝利した。
そこで、社長は弟分を「新加勢大周」という芸名でデビューさせてしまった。
嫌がらせというより、妨害工作だった。
このようないざこざが続き、加勢大周は使いずらい俳優になってしまう。
次第に出番が減っていき、彼は失意のなかで覚せい剤に手を出してしまうのだ。
彼は、一挙に崩壊したバブル経済にたとえられる気の毒な青年だった。
2008年、加勢大周逮捕の報道が全国を駆け巡った。
人呼んで「バブルの使い捨て俳優」が耳に懐かしい。。

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