ネイルアートは差別から身を隠すため
- 高下 豊光
- 2021年10月7日
- 読了時間: 2分
女性のお洒落ポイントは、マニュキアからネイルアートへと進化していく。
日本では、このマニキュア、ネイルアートの流行に隠された負の歴史を知らない。

このアートだが、本来は指の爪を隠す必要があって生まれたものである。
隠そうとしたのは爪の色である。やがてマニキュアとして女性の間に流行する。
それがさらにネイルアートとして進化をとげるのだ。
では本題に入ることにしよう。なぜ爪を隠す必要が生まれたのだろう。
読者の皆さんは、驚愕の事実を知ることになる。米国人は、なぜ爪の色を変える必要があったのだろうか。
それは、ルーツ探しが流行したからであった。
本来、米国社会は人種の坩堝だと云われる。
白人と黒人のカップルが子供を為すとその子供は白人か黒人になる。
日本人が見ても見分けがつかない。
ところが、米国人が見ると何故か判別するのだ。
その理由が爪の色合いにあった。白人でも黄土色の爪を持つ人は、ルーツが黒人にある。
米国人の間では、初対面で無意識のうちに爪の色合いを確認するのだという。
いつの間にか、爪の色に細工を凝らす女性が出現した。
マニキュアである。爪を肌色や白色に偽装するのである。
人種差別の歴史は古い。悠久の歴史を持つともいえる。
最近話題になっている英国王室の人種差別だ。
ヘンリー王子の妻である メーガン妃の母親はアフリカ系米国人だそうな。
メーガン妃は、ネイルアートでもルーツを隠せなかったのだろう。気の毒な話である。

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