ジャニーズ帝国と米軍横田基地
- 高下 豊光

- 2021年9月25日
- 読了時間: 3分
昭和の恐るべき実像に迫る、日本テレビ放送網との共同謀議において。

日本テレビ放送網を創業したのは、「正力松太郎」氏である。
彼は、A級戦犯として巣鴨プリズンに幽閉されていた。
有罪判決を待つばかりの身の上だった。下手をすれば絞首刑も免れない。
ところが、彼の窮地を救ったのが米国のGHQであった。
GHQは「正力松太郎」氏に「司法取引」を持ち掛ける。
「我々及び米国に協力せよ」
GHQは、彼を無罪にする代わりに、日本人無力化政策の一翼を担うように要請したのだ。
その重要な彼の使命が「日本テレビ放送網」設立・運営であった。
当時の国際情勢は、米国にとって安閑としていられるものではなかった。
その一つが中国に成立してしまった共産主義国家である。
「日本を共産主義国にしてはならない。そして日本人を反米思想に染めてはならない」
ここでGHQは恐るべき日本人の"ガス抜き装置"を考えた。
それが「プロ野球」だ。
「正力松太郎」氏は「読売ジャイアンツ」を組織する。
そして、ここに、若き日のカリスマ・ジャニー喜多川氏である。
ジャニーズの成立母体は少年野球なのだ。
この中からアイドル・グループが発足した。その名もジャニーズという。
お分かりだろうか。何か巨大な意思が感じられるのだ。
察するに、ジャニー喜多川氏はGHQの意向を受けていたのではないかと。
ジャニー喜多川氏は、米兵として朝鮮戦争にも従軍したのだ。
帰国後は米国大使館にも勤務していた。
読者の皆さんは、もう気が付きましたか。ジャニー喜多川氏の背後にちらついている巨大な力を。そう、美少年アイドルは、日本占領計画の重要なピースの一つだったのである。
ジャニーズ事務所は、「フォーリーブス」までは、身体能力の高い、一見小柄な少年で構成された。リーダーは「北公次」である。昭和の若者は、共産主義より巨人軍やテレビ・アイドルに夢中になってしまった。北公次は、後になって喜多川社長の「愛人関係」を30年続いたと告白している。彼の場合、愛人というより「性虐待」されていたという方が正しい。
芸能ジャーナリズムは、知ってか知らずか、背後の米軍横田基地=横田幕府を怖れてしまった。そのためか、ジャニー喜多川の悪行は一切表に出なかったという。
この「横田幕府」こそが我が国の舵取りを行っているのだ。
米国からの「年次改革要望書」は横田幕府で立案される。この文書に沿う形で政策が練られていく。
なんだか様々な疑問が氷解していくだろう。郵政民営化は、その最たるものであった。
果たして、日本国は独立国なのだろうか。

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