サンフランシスコ講和条約
- 高下 豊光
- 2021年9月19日
- 読了時間: 2分
わが日本は、非公式な独立国である。
日本は正式な独立国ではないという説である。
では真の国家独立とはいかなる状況を指しているのだろう。

サンフランシスコ講和条約の日本語版は、独立を明確にしていなかった。
ではあなたに訊く。あなたは英語版を読んだことがあるだろうか。
はっきりと書かれているのは、条約上日本は米国の保護下にあるということだ。
安全で平和な生活を送りたいのなら、アメリカ様には盾突かないことなのである。
田中角栄元総理は、米国に盾突いたために獄に繋がれた。ロッキード事件を覚えているだろう。あの事件は、田中角栄を失脚させるために米国に仕組まれた事件だそうな。
最近では、宮沢喜一首相が米国財務省に米国債を売りたいと打診したことがある。
だが、この申し出は即座に却下された。しかも「宣戦布告とみなす」と一喝されたそうである。
経済通を謳われた宮沢首相でさえこのザマである。強打者の米国にいくらストレートを投げ込んでも抑えられない。
変化球を交えなければ勝負にはならない。
あるいは高橋是清翁ならまだ何とかできたかも知れないが、かのお方を超える政治家は現代にはとてもいない。
ただし、解決策が一つだけある。それは、日本政府主導の下でアメリカ国債でCDOを作って売り出すという手法である。
CDOは、債務担保証券のことで、これをベースにいくつかの債権を混ぜて金融派生商品を作るのだ。
うまくいけば、日本政府の保証がある派生商品なら米国債を容易に換金できる。
宮沢元首相は、少々生まじめすぎたのだと思う。
ユーモア精神を持っていた小泉純一郎元首相であったら、うまくできたかもしれない。

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