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エレガンスな美貌で人気沸騰

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年12月16日
  • 読了時間: 2分

シャーリーズ・セロン(1975年8月7日生まれ)

彼女は、南アフリカ共和国出身だ。


母語はアフリカーンス語であり、英語はテレビを観て勉強したという。

そして、彼女は南アフリカ共和国ハウテン州ベノニで道路建設会社を経営していたフランス系の父親チャールズと、

ドイツ系の母親ゲルダの間に一人娘として生まれる。

ところが、一家は幼い頃からアルコール依存症の父親による家庭内暴力に悩まされていたらしい。

15歳の頃、酔って帰ってきた父親に暴力を振るわれ、彼女に身の危険を感じた母親は、父親を射殺してしまった。

16歳の時に地方のモデルコンテストに優勝した。そして、モデルとしてミラノやパリで活動してから1年後、バレエ学校で学ぶためにアメリカ・ニューヨークへ移住する。

そこでバレエ・ダンサーを夢見て日々挑戦を続けていたが、不運にも膝の怪我でその夢を断念せざるを得なくなる。

その後、女優を目指しロサンジェルスに移るが、仕事がなくその日暮らしの困窮生活を送るのだ。

手元にあった小切手を現金化しようと銀行を訪れた際、その小切手が期限切れで銀行員に現金化を頼み込むのだが、行員の素っ気ない態度に激怒する。

そして、彼と口論していたところを現在のマネージャーにスカウトされるのだ。こうして彼女は、本格的に女優活動を始めることになる。

エレガンスな美貌とスレンダーに引き締まった体で女性人気も高い。

『モンスター』に出演する際、セロンが突きつけられた課題は14キロもの増量で、そのため、脂質や糖分をたっぷり含むドーナツを大量に食べ、毎日ダラダラと過ごした。役に徹するためであった。


彼女は特殊メイクで撮影に臨んだ。


その結果、贅肉が背中や脇腹にたっぷりとたまり、ウエストのくびれは痕跡すらなくなり、あまりの変貌ぶりに、なんと飼っていた愛犬まで逃げ出したという。


さらに、役になりきるため眉毛を全部抜き、持ち前の美しさを完全に拭い去ったという。

「私は個人的に、アルコール中毒と性依存症の親を見て育って来たの」

後日、華やかさの裏に秘められた辛い幼少期があったことを語っている。

彼女は、ウェイトレスをやりながらレストランで残ったパンを盗み食いしながら食いつないだ時期もあったようだ。

彼女の「不屈の生きざま」は称賛に価するだろう。

 
 
 

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