なぜ「配車サービス」が違法なのか
- 高下 豊光
- 2021年9月13日
- 読了時間: 2分
東京はともかく、地方ではタクシー乗務員の高齢化が進んでいる。
いまやタクシー乗務員の収入では、一家を支え切れないのだ。

業界の構造的に若年層の離職率は高く、働き手は、年金受給者に頼らざるを得なくなる。
世界では、「タクシーを呼ぶ」という行為は新しい表現があるという。それが、「ウーバーする」という言い方である。
スマホのアプリを使った配車サービスで、行先と出迎える場所を入力するとタクシーがやってくる。支払いもその際に決済してしまうというものだ。
「ウーバー」というのは、このサービスを開始した元祖企業の名前である。2009年開業から急速度に伸長し、現在の企業価値は、約8兆円になっている。世界で一番大きな非上場会社に成長しているという。
このウーバーが流行した中国では、あまりにも便利なために、マイカーを所有する人が減少したそうだ。
何もタクシー会社でなくても良い。一般人にも白タクが許可されれば済むことである。
日本でも東京圏で大きな需要があるのではないだろうか。ところが、そうはならなかった。白タク規制の温存であった。
トヨタのような製造業者だけではない。都内で運行するタクシー業界も相当な被害を受けるはずである。
会社員を辞めて独立する人が増えるだろう。私も白タク規制には賛成である。
規制が多すぎて、日本では、新しいビジネスは生まれない。「ウーバ」という企業は日本では成り立たない。
日本では、撤廃すべき規制は温存される。日本の政治家たちは、一般市民の利便性や国家戦略の視認性が抜け落ちている。
竹中平蔵氏のように無理やり「撤廃」を進めると「売国奴」呼ばわりされてしまう。
やれやれ、どこへ行く日本。

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