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「阿久悠」は克美事件を知っていたか

  • 執筆者の写真: 高下 豊光
    高下 豊光
  • 2021年12月5日
  • 読了時間: 2分

昭和の天才作詞家「阿久悠」は、誰もがご存知だろう。


彼は、人気歌手が起こした殺人事件で、警察の任意聴取を受けたことがあった。

それが、「克美しげる」だ。


彼に与えた新曲「おもいやり」の歌詞が、「克美しげる」事件に酷似していたからであった。

事件を”予知”したと云われた歌詞を復習しておく。

♬ 5年過ぎたかな ここの愛の巣も 気づかないでいたけど みんな思い出さ 

♬ 大人どうしのくらしに幕をおろすとき お前がいくまでしゃれていたい

♬ 肩で泣くじゃない 胸で泣くじゃない



「克美しげる」が、被害者となる愛人と知り合って5年になっていた。1972年に出会って殺害するのは1976年である。

つまり、歌詞にあるように、同棲していたのは5年だ。しかも、歌の内容と現実とがあまりにも符号していた。

捜査員は驚いて、阿久悠が詳細を知っていると判断、事情聴取に踏み切ることになる。

ところが、驚いたのはむしろ阿久悠だった。偶然の一致だったからである。 

「克美しげる」は、新曲がヒットする兆しをみせ、先行きに希望を見出していた。

ところが、愛人は『奥さんと別れると云ったでしょう!嘘だったの!』と日夜彼を責め立てた。

さらに、地方コンサートにも同行させてと、うるさく迫ったのだ。

ところが、彼は離婚するつもりはなかったのだ。

そして愛人の存在が邪魔になっていた。

このニュースは、日本中を駆け巡り、世間はこの事件でもちきりであった。。

ところで、阿久悠であるが、彼が実践していた「引き寄せの法則」をご存知だろうか。

歌が完成したあと、彼は息を止めて『この歌は必ず売れる!』と大ヒットをイメージしながら唱えるのだ。

それを、息を止める間、短い文章にして、3回ずつ唱える。ノートに書き込むことも忘れない。

そうすると、たいていがイメージどうりになっていた。。


 
 
 

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