「桃太郎電鉄」で資産形成の極意を学ぶ
- 高下 豊光
- 2021年11月5日
- 読了時間: 3分
最初に決めた年数が終わった時、資産を一番増やしていたプレイヤーの勝ちとなる。

資産の増やし方は、現金をもらえるマスに止まる、目的地(全国のどこかの駅で、誰かが到着すると場所が変わる)に到着する、他のプレイヤーから奪う、物件購入して、決算時に収益を受け取るなど様々である。
それでは、「桃太郎電鉄シリーズ」から学ぶ資産形成方法をご紹介しよう。
『桃太郎電鉄(通称桃鉄)』で資産を増やして1番になるためにやることは、次の4つだけである。
1.『他人よりお金を減らさないこと』・・・『節税・節約』
2.『他人よりお金を増やすこと』・・・『収益の最大化』
3.『他人より物件を購入すること』・・・『投資』
4.『物件購入して、決算で得た収益は、再度物件購入に当てる』
この4つを永遠にやり続けるだけである。
『桃鉄』をやったことある方なら、経験あるかと思うが、ゲームの序盤は、自分の所有している物件が少ないので、決算時に貰える金額も少ない。それが現実である。
だが、上の4つのことをやり続けて、ゲーム終盤まで行くと、途方もない金額が決算時に貰えるようになるのだ。
それこそ、ゲーム内で正当にお金を貰える行動(青・プラスマスに止まる、目的地に到着する、各イベントetc)をするより、決算時にもらえる金額の方が大きくなるのだ。
「物件を購入して、その物件が産んでくれた収益を翌年、再度物件を買う」
この行為が福利の力を産む行為である。
単利と複利って、違いを説明できますか。どれくらい知っていますか?
では試しに現実世界で上記4つの行動をやった場合のシミュレーション。
①番②番で頑張って月5万円作れたとしましょう。
月5万円を株式投資(③番)に回す。
株式投資から得た配当金も全て投資する。(④番)
ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」に、こう説明する。
『米国株に毎月5万円』『配当金は使わず再投資』『50年間運用』『年率7%』の条件とした場合、どのようなリターンになるかシュミレーションしてみる。
3000万円の投資資金に対して、税引後でリターンは1億5600万円である。
あくまでジェレミー・シーゲル教授の、研究結果の平均年率に沿ったシュミレーションだが、
『節税・節約』『収益の最大化』『投資』『福利』のインパクトは理解できるだろう。
2022年から高校家庭科で始まる金融教育に、ぜひ、このファミコンゲームを取り入れてもらいたい。
文部科学省の役人には望むべくもないが、むしろ、小学校からでも教えて欲しい。
小学生なら、金融知識はゲーム感覚で容易に身に付くだろう。

アーリーバードのホームページへどうぞ。優位性のあるEAを無料で紹介します。
そのダブルスチール投資法は、こちらからどうぞ。
⇒earlybird65.jimdo.com 証拠金以外は無料です。
ぜひ、あなたの資産形成に役立てて下さい。
Comments