龍馬が身を隠していた廻船問屋の旧宅
- 高下 豊光
- 2020年9月12日
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龍馬が身を隠していた廻船問屋の旧宅

1867(慶応3)年4月23日夜、坂本龍馬ら海援隊士が乗った「いろは丸」と紀州藩の「明光丸」とが岡山県六島沖で衝突し、「いろは丸」が沈没するという事件が起きる。
この『いろは丸事件』の際、鞆港を訪れた龍馬らが宿泊したのが『桝屋清右衛門宅』である。
当時、廻船問屋を営んでいた桝屋は土佐藩や薩摩藩、大洲藩などとも取引があったと思われ、それらの縁でいろは丸救出に関わったといわれる。

伝説的な龍馬の隠れ部屋が、発見されたのは、1989年である。当屋敷の天井裏に隠し部屋がみつかったのだ。
しかも、当時の状態そのままであったという。2011年から一般に公開されている。
見学用に新たに階段が設けられている。
しまなみ海道を旅行される際は、ぜひとも隣の鞆の浦に足を延ばしてみたい。
そして、ぜひいろは丸記念館にお立ち寄り下さい。お待ちしています。
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