韓国の自殺連鎖-対岸の火事ではない日本の芸能界
- 高下 豊光
- 2020年9月6日
- 読了時間: 2分
韓国の芸能人が"またも"自殺した。
今度は日本でも絶大な人気を誇るK-POPアイドルで元「KARA」のク・ハラ(享年28)だ。

韓国は長年、自殺率でOECD諸国中(現在36カ国)、断トツのトップで世界トップ10に位置している。
それほど目に付くのか。
最近の5年だけでも実力俳優、人気女優、歌手、モデルなどが次々に自殺している。
ク・ハラ
アン・ジェハン
キム・ジフ
イ・ソヒョン
パク・ヨンハ
キム・ユリ
チャン・ジャヨン
ク・ハラの自殺は記憶に新しい。
だが、冬のソナタでブレイクしたパク・ヨンハの自殺は日本のファンには衝撃的であった。
韓国版「花より男子」でブレイクしたチャン・ジャヨンは、その遺書の内容で韓国社会を震撼させた。

その中身とは、31人に100回以上、性接待の相手をさせられた。そのリストを作ったので、復讐して欲しい、というものだった。
この遺書を残して彼女は2009年に自殺したのだ。
数年前に「KARA」でも問題が表面化していたが、常態化している所属事務所の有無を云わせぬ奴隷契約が根底にある。
さらに腐敗する韓国芸能界に問題の根がある。
チャン・ジャヨンのリストには芸能界のみならず政財界の大物たちの名前があったという。
そのため当局は社会的影響を考慮したのか捜査を中断してしまった。
韓国では、財閥系大企業に就職できなければ、下層階級で生きて行かなければならない。
そのため殺人的な大学受験を勝ち抜かねばならない。
芸能界でなくても大変な競争社会なのである。
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