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韓国の"反日映画"---「韓半島」が予見した最悪日韓関係

現在の日韓関係は最悪期にある。


近未来、韓国と北朝鮮は統一へ向かい、手始めに38度線で分断された鉄道を繋げようとする。

ところが、日本政府が「日韓併合条約第10条」を理由に統一に反対する。

日本は、イージス艦を含む大艦隊を韓国沖に派遣し妨害する。

韓国大統領と歴史学者などが活躍し・・・というギャグ漫画のようなストーリーだ。 この映画を撮ったのはカン・ウソク、「シルミド」を撮った監督だ。

そして彼は云う。

「なぜこんなに反日的に描いたのかと思われるかもしれないが、個人的な思いが強く作用した」と。

「日本人の政治的な妄言や不適切な表現は、いくら傷つけても大した抵抗はしてこないだろうという韓国政府の考えが現われている。

だから「反日色が濃くなった」らしい。 

この映画、最後に悪の日本国を国際法廷に立たせることが目的とまで言い切っている。

では、ストーリーを追ってみたい。

大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の南北統一の日が近づく近未来。だが、日本との外交的衝突が発生する。


日本は明治時代に大韓帝国(旧韓国)と結んだ「日韓併合条約第10条」を理由に朝鮮半島を結ぶ南北鉄道「京義線」の利権を簒奪しようと画策し、韓国政府に圧力をかける。

南北統一を目指していた韓国大統領(アン・ソンギ)は反発するが、国家の安定と経済発展を優先し現在の韓日関係を維持したい総理と対立する。

そんな中、カルチャーセンターを転々としていた歴史学者チェ・ミンジェ(チョ・ジェヒョン)は、京義線における契約書に押された国璽は偽物である事に気付き、高宗皇帝(キム・サンジュン)がどこかへ隠した事実を掴む。本物の国璽を発見、大統領のもとへ届けようとするが、チェ・ミンジェは拉致され国璽は壊されてしまう。

国璽を奪ったのは日本しかいないと考えた大統領は、日本大使館を警察の部隊により包囲させる。この事態に対し、日本国政府は日本海へイージス艦や空母を有する海上自衛隊の自衛艦隊を派遣し、韓国海軍との武力衝突寸前のにらみ合いが発生してしまう。

開戦を覚悟する大統領だったが、大統領に見切りを付けた総理(ムン・ソングン)により毒を盛られ、意識不明の重体となる。すべては、日本やアメリカ合衆国との経済的な断絶は、韓国を北朝鮮のように悲惨な状況に至らしめると考える総理の手によるものだった。

だが、壊された国璽も実はチェ・ミンジェが作らせた偽物であり、ついにチェ・ミンジェは、後輩のイ・サンヒョン(チャ・インピョ)とともに本物の国璽を発掘し---

現在の大統領は、南北朝鮮の合併を望んでいるらしい。

編集長は、合併は無理だと思う。それが証拠に、北朝鮮は、その大統領に対して言葉汚く罵倒している。

この封印作品は、劇場でぜひ公開して欲しい。韓国文化を少しでも理解したいものだ。

 
 
 

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