関東大震災を予知していた?・文豪「芥川龍之介」の不満
- 高下 豊光
- 2020年9月9日
- 読了時間: 1分
「芥川龍之介」の名前は、作品には疎くても知っているだろう。

太宰治の方が人気があると編集長も考えている。
文豪の共通点があった。二人とも自殺しているのだ。
特に「芥川龍之介」は、「ただぼんやりした不安」のために死を選んでしまった。
その理由で死ぬなら、日本人の大半は自殺しなければいけないのではあるまいか。
彼には、特別な感覚が備わっていたらしい。それというのも、「関東大震災」を予知していたのだ。

これは、関東大震災直後の写真だ。
「芥川龍之介」は、植物の異常な様子から、大震災の混乱を感じ取り、
誰ともなく、近いうちに天変地異が起きるのではないか、と言い募ったらしい。
だが、誰一人耳を傾ける人はいなかったという。
太宰治の自殺には、店長のような俗人にもある程度理解できるのだ。
彼の死は、愛人との心中だからである。だが、「芥川龍之介」の自殺は、哲学すぎて理解ができないのだ。
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