酒井法子研究-「沢尻エリカ」との不都合な接点
- 高下 豊光
- 2020年9月8日
- 読了時間: 2分
「のりピー」から「らりぴー」へと華麗な転落。

高相祐一との出会いが酒井法子を犯罪者にした、とする残念な見解が噴出した。
だが、その論調には編集長は、異議を唱えている。
先の研究ノートに記したが、酒井法子は、その本質が"やくざ者"だったのだ。
彼女は、その過酷な生い立ちから逃げ出したかった。違う自分になりたかったのだ。
だから、彼女は「のりピー」を演じ続けた。
反省の記者会見を覚えておられるだろうか。大粒の涙が見事に彼女の頬を伝った。
その涙を想定していた酒井法子は、普段と違うメイクをしていた。
だが、その「仮面」を剥がそうとする、抗えない力が襲ってきた。それが覚せい剤だ。
持ち込んだのは高相祐一だった。彼は、押尾学とは旧知の仲であった。
奄美大島での皆既日食観光には、沢尻エリカと当時の夫・高城剛氏が顔をそろえている。
実は、高相と高城氏は、西麻布のクラブに通う常連だった。知己があったのだろう。
このクラブには、明るみになっていない、麻薬サークルが存在していたと思われる。
ではなぜ、彼女は、悪魔に魂を売ってしまったのか。
私が思うに、それこそ酒井法子と両親との幼年期の関係だろう。
一度は捨てられたこともあるのだ。彼女の心に欲求不満が残っても仕方がない。
つまり、「復讐するは我にあり」の煮えたぎる復讐心だ。彼女は、ハンサムな実父を愛していた。
同時に、自分と実母を捨てたその父を憎んでいたのだ。
覚せい剤を覚えた彼女は、もう仮面をつける必要はない、とやっと封印した心を解放することができたのだろう。
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