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身を亡ぼす、身の程知らず・天狗になった大根俳優

教師びんびん物語、「野村宏伸」をご記憶だろうか。


悪くはない顔だ。

だが、彼は"大根"のくせに身の程知らずであった。


1984年、映画「メインテーマ」に抜擢され、薬師丸ひろ子の相手役を務めた。

アカデミー賞新人俳優賞を射止めて順風満帆の船出であった。

さらに田原俊彦「教師びんびん物語」の榎本役をこなす。


この榎本役で彼はブレイクするのだ。この時の月収は最高で6,000万円を記録した。

まだ20代なのだ。信じられるだろうか。

『オレには脇役は似合わない、次は主役じゃなきゃ』

彼の態度は、やたらにデカくなっていった。

主役がこなければ鼻から辞退した。


そして当然の結果だが、出演依頼が無くなっていく。

「野村宏伸」、彼が事務所から干されるのは時間の問題であった。

こうして40歳でプータローになってしまう。

もう彼の出番は「しくじり先生」だけになった。。

 
 
 

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