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自転車事故で失った政治生命

自転車事故で失った政治生命

--谷垣禎一の悲哀

永田町を代表するサイクリスト

谷垣氏が事故後、家族に最初に発した指示は「自転車を直せ」だったという。

自転車は破損部分がきれいに修復され、主の復帰を待っていた。

かつて、スキー事故で頸椎損傷という大けがをして、長い入院・リハビリ生活の後、三鷹市役所に職場復帰した私の友人がいた。結局、彼は社会人復帰後も車いす生活を余儀なくされている。谷垣禎一氏は、どのような事故だったのだろうか。

自民党の谷垣禎一前幹事長は2019年2月の党大会でスピーチした。幹事長在任中だった2016年7月の自転車事故に触れ「突然仕事ができなくなり、大変迷惑をかけたことをまず何よりおわびしたい」と語った。「世界のどこを見ても大きな変動に見舞われている。日本は新しい道を切り開いていかなければならない」と選挙に勝利し政治を安定する必要性を強調した。


谷垣氏は自転車事故で頸髄を損傷し、政界引退後もリハビリを続けている。スピーチには車いすに座りながら臨んだ。

安倍晋三首相(党総裁)は演説で「野党時代の3年3カ月、当時の谷垣総裁のリーダーシップがあったからこそ、団結し、苦しい時を乗り切り、政権奪還に備えることができた」とたたえている。

自民党総裁になれても、首相にはなれなかったが、政界には復帰して欲しかった。

 
 
 

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