糖尿病やメタボに効く!? 菊芋の知られざる効能に迫る
- 高下 豊光
- 2020年10月16日
- 読了時間: 2分
「菊芋」を知っていますか?

まるで生姜のような風貌の菊芋、主な成分は「イヌリン」で、このイヌリンが糖尿病やメタボに効くといわれている。
その含有量は全世界の植物の中で堂々の1位!
日本ではまだマイナーな野菜ですが、最近では健康食品として人気が出ています。
菊芋とは、鮮やかな黄色い花を咲かせる植物の根が肥大化したもの。
見た目は生姜と非常によく似ているが、割ってみると生姜が黄色いのに対し、菊芋は白です。
れんこんのような味で、香りはごぼうに似ており、食感はサクサクとしている。
生のままでも食べることがでる。日本では健康食品向けに栽培が行われているものの、加工せずに出回る量はごく少量のレアな存在である。
菊芋の主成分「イヌリン」は「天然のインスリン」といわれる水溶性の食物繊維で、糖質の吸収を抑える働きを持っている。
・イヌリン
・食物繊維
・たんぱく質
・ミネラル
「芋」ではあるのだが、デンプンをほとんど含んでいないのが特徴だ。
血糖値、血圧の上昇を抑えるので、糖尿病やメタボの対策に効果的だ。また、腸内で善玉菌のエサとなるため、腸内環境を整えるのにも役つという。
せっかく入手した珍しい生の菊芋は、できるだけ長持ちさせたい。正しく保存すれば、1年中食べることができる。
「土が付いたまま」の保管が基本で、寒い時期は土に埋めておくとよい。土が凍ってしまう地域では、土入りのプランターや鉢に入れておきましょう。
ただ、暖かくなってくると芽が出てしまうので、その場合は菊芋をスライスして天日干しにして冷凍庫で保存する。
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