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桜を見る会は、詐欺師集団に利用された

ジャパンライフの巨額詐欺事件が、明らかになるにつれ、「桜を見る会」の招待パンフレットが詐欺広告に使われていたという。このパンフを見て信用した被害者は、少なくなかった。前安倍首相の罪の大きさを思わずにいられない。


被害総額は、一人当たり2800万円にのぼっている。ほとんどが高齢者だ。

金融リテラシーが最も低い世代だともいえる。これからは、銀行は危ない、淘汰される。

定期預金よりも投資に充てなさい。その方がよっぽど賢い。そのように説明され、手を出してしまったのだ。


本日の報道では、被害額は一人最大10億円にのぼる気の毒な方がいると報じられた。

編集長は、我が耳を疑った。世間には、大金持ちがいるものだ。それも、与太話を信じて差し上げてしまったという。まだ、被災者に配った方がましであった。あるいは、今年ならコロナ禍にあえぐ医療関係者に分けた方が何倍もよかったのに。


詐欺は、騙される方が悪い、という。よく知らないものに手を出すべきではない。

配当?利息?利回り?--ちんぷんかんぷんな人が小金を持つとロクなことがない。


銀行が危ない?年金が危ない?円が危ない?日本が危ない?

だからお布施をしなさい。。オウム真理教があなたを待っている。

いずれ、あなたをポア(殺して)さしあげますから。


金融リテラシーの乏しい投資家のみなさん、私は首相にも招かれているのです。

あなたの手持ちのお金を倍に、いや数十倍にしてあげます。私を信じなさい。私より早く銀行がつぶれますから。


こうして、被害総額2100億円という豊田商事をしのぐ巨額詐欺事件が拡散した。

前安倍首相に罪はないが、責任は感じてもらいたい。

宝くじで高額賞金に的中した人の大半が、その後悲惨な目に遭遇している。

我々がなすべきこと、それは金融について詳しくなること。

濡れ手に粟という便利なことは、現実には存在しないのだ。これを肝に銘じることである。


 
 
 

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