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東大出てもバカはバカ--Go to イートの笑える制度設計

「トリキの錬金術」を世に広めた農水省の罪と罰


「トリキの錬金術」としてSNSで話題になったのは、鳥貴族の店をオンライン予約して訪れ、1品だけを注文して食事し、店を出るというもの。


鳥貴族のメニューは基本的に1品298円で、税込み327円。「Go To イート」で千円分のポイントがもらえるため、差し引き673円分のポイントがもうかることになる。鳥貴族だけでなく他でもこうした利用は可能だ。

野党合同ヒアリングでは、立憲民主党の山井和則氏が「こういう使い方は問題ないのか」と尋ねると、

農林水産省の担当者は「わざわざ予約して1品だけ(食べて)出て行くのは、なかなかないと思っていた」と説明。「現状の話がいいとも思っていないし、悪いともなかなか言いにくい」として、問題だとは明言しなかった。

制度設計にバグを認めた農水省は、今回の鳥貴族のポイント被害について「当初から予想出来ていた」と

明け透けに述べている。

そのうえで、「加盟店に、注文額に下限を設けるなどの工夫が欲しかった」などと無責任に宣う。

国民をバカにするのもいい加減にしてほしい。呆れてものが云えないとはこのことである。およそ役所が商売に関与するとロクなことにならない。

定率のポイント付与にすべきところを定額のポイント付与にしたのがそもそもおかしい。

この制度を利用すれば、1,000円分のポイントがたまる。鳥貴族の最低単価は、税込み327円だ。

その差額は、まるまる利益になる。何回でも利用できるので悪意を持った客はハシゴをすれば良い。

小学生でもわかる理屈である。この制度設計は、本当に農水省が立案したのだろうか。

このポイントは、悪用されると農水省の誰もが気が付いていた。

まさか、この制度設計は、電通に丸投げしたのではないか、という疑念が湧く。

それとも、政府に食い込んだパソナか。電通・パソナ・霞が関を悪の三密という。

この度の新型コロナ禍では、おバカがあぶりだされたが、政治家にも官僚にもおバカが目立っている。

 
 
 

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