晩節を汚した旧通産省工業技術院飯塚院長
- 高下 豊光
- 2020年10月9日
- 読了時間: 1分
飯塚氏は、法廷で無罪を主張した。

運転していたクルマには不具合があったと今度も強弁したらしい。
世間は、またも呆気にとられた。
やっぱり上級国民だ、と。
この人の言動は、元官僚に染み付いた習性のなせる業だろうか。
それとも高齢のせいなのだろうか。
飯塚氏は、89歳の高齢まで生きるべきではなかったと思う。
確かに壮年期まで官僚として功績を残してきたのだろう。
だが、その経歴は人としての彼に重大な欠陥を蓄積していたと思われる。
古くは、虎の子空母4隻を失ったミッドウェイ海戦の敗戦は官僚的欠陥を露呈したものだ。
官僚は、決して過誤をしない、その考えが飯塚氏には染み付いているのである。
無罪にはならないまでも、執行猶予が付けられるだろう。収監まではされないと思う。
上級国民に這い上がらなければ、幸福にはなれない。
なぜなら、国家には一般国民の命を守る気がないからである。
彼らが考える「国民」には、一般国民が含まれていない。
では、誰が「日本国民」なのだろうか。答えは簡単だ。
それは、皇室とその一族である。決して、一般国民ではない。
残念ながら、読者のあなたもこの私も「国民」ではない。
それゆえ、自分で守らなければいけないのだ。
その答えが「投資」である。
せめて詐欺に合わないように、金融リテラシーを高めることを考えていきたい。
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